ストレートをかける前に。

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ティアラ、スタイリストの入江直樹です😊

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◆ストレート×丸み

というお話。

だんだんとストレートを考える方が増える頃…

いつものようにストレートする前に、

１つ、今一度考えて頂きたいこと。

ストレートはその場限りではいけない。

と僕は思っています。

それは、

その時だけでなく、何年もの間綺麗でい続けてほしいから。

ストレートは髪をまっすぐにすること。

曲がったクセをなおす。

でも、

まっすぐにしすぎてシャキーンとなって、

嫌になった方も多い。

その後、ダメージが酷くなった方も多い。

まっすぐ過ぎてスタイリングしづらい方も多い…。

それは、

多くの場合こんな原因が考えられます。

• 薬剤のパワーが強過ぎた
• 施術中のアイロンが高温or挟み過ぎた
• 何度もストレートし過ぎた

など。

こうなると、髪の毛を元の状態に戻すことは、かなり至難の業になります。

髪は一カ月に約1cmしか伸びません。

30cmの長さの人は、単純に30カ月一緒に生活していることになります。

この人がストレートの後に、髪を生え変えたいとき、また30cm伸ばすには30カ月待たないといけませんね。

不自由なヘアスタイルで、その期間伸ばしていかないといけないんです。

だから、その場限りでなく、先を見据えたストレートが一番大切なのです。

◆原因

先程の原因は、

美容師側の問題であることが多い。

（ご自身でお薬を買ってストレートする方もいますが…）

でも、

お客様としては、

美容師に委ねるしかないのが現状。

だから、適切な

事前のカウンセリング、毛髪診断、薬剤選定、技術、ヘアケアにこだわりを持たなければならない。

◆僕が大切にしていること

くせを伸ばすのが一番。

でも、そのくせの伸ばし方を大切にします。

ただ、まっすぐにしていたらまた問題が出てくる。

その時だけでなく、

長い期間を見据えて。

ヘアスタイルは変えたくなる。その時に、可能性が残るように。

◆ショートは丸みが命

この方もそうです。

ただ、まっすぐクセを直していたら、

ショートにとって大切なボリューム感や丸みがなくなってしまいます。

だから、薬や技術において、最適な判断をしないといけません。

（↑手で乾かしただけです）

この方がもしかしたら、伸ばしたくなるかもしれない。

別の方では、

ロングからショートにするかもしれない。

だから、必要以上にダメージを与えることに抵抗があるんです。

もちろん、

全ての人にできることではありません。

お客様の髪のダメージ、履歴により判断させて頂きます。

（この記事を書いたのは）

ティアラ

スタイリスト、入江直樹

美髪の専門家

トリートメントスペシャリスト