寄り添う
テレビをつけると、
僕の好きなチャンネル「NHK」
プロフェッショナルがあってました。
5人に1人の関節痛を治すことができる名医の話。
人工関節を手術でとりつけ歩けるようにしていきます。
紹介された高齢の女性の方は、
手術後、骨にヒビが入ってしまい「再手術」が必要に。
「歩いて買い物をしに行きたい。いっぱいお店があるもんね。」
退院後の楽しみを話す女性。
術後、
リハビリ中も、いつ骨にヒビが入るかと不安で歩くことができない女性。
そこに先生が現れます。
「すごいね、立ったんだってね」
笑顔で話しかける先生。
女性は、
「手すりでね。5回ね。」
先生、
「5回は大したもんだよ、すごいよ」
先生は、女性に歩くことの楽しさをもう一度味わってほしい、喜んでほしい。
そこだけ。
イヤイヤと言い続ける女性に接するスタッフも、歩くように説得するばかり。(あくまでテレビの場面だけですが)
でも、先生はまず立てたことに、一緒に喜んでいる。
その女性は、10日後には歩行器で歩き始め、
その6日後には杖になり、
階段になり、
1ヶ月半後には、念願の買い物にも行けました。
この番組を見ていて、ふと、
「美容室と同じだな」
と感じました。
それは、対お客様としても、
対スタッフとしても。
お客様が求めていること
そこに、いかに気付けるか。
言ってくださることもあります。
言いたいけど言えない場合も、諦めていることも。
求めていることが自分でもわからない、気づいていない場合もあります。
そこに、気付けるか。
求めていないことを勧めたところで…
歩きたくないのに歩けと言われても、
良い気持ちはしない。
その前に、まず立てたことを喜び、
歩くことへの不安に寄り添ってあげること。
その大切さを、テレビから感じました。
寄り添う
美容の楽しさは、沢山知っている!
だから、
お客様が何を望んでいるのか、
そこを確実に察知していきたい。
こちらから強要するのでなく、
お客様のペースに合わせて、一緒に美容を楽しみたい。
美容を通して、毎日が楽しくなるように🎶
(この記事を書いたのは)
ティアラ(スタイリスト)
入江直樹
「女性らしさ」「上品さ」「柔らかさ」
がモットー。
美髪の個別アドバイザー。
来店ポイントが一番お得な公式予約
ホットペッパーからのご予約
コメントを残す