スタイリストの亮平です!
今回は僕のカラーに対するこだわり第2弾です!
前回がカラーの塗り方に対するこだわりでした。
なぜ塗り方がこだわりに入るのかは前回書いてあるので見てみてくださいね!
今回は
【ブリーチに対するこだわり】
を書こうと思います。
僕はカラーの中でもハイトーンが好きです。
ではみなさまハイトーンのイメージはどうですか?
もちろんメリット的なところでいくと?
・色味が綺麗に出る
・柔らかい色味が出しやすい
・赤味が抹殺できる
など
良い面で見るとメリットしかありません。
しかし
ブリーチした方が必ず思うこと
・髪が痛む…
・色の抜けが早い…
・新しく生えてきた毛が気になる…
など
特に
髪が痛むからしたくない方も多いはずです。
ではなぜ痛むと思いますか?
それは前回お伝えしたアルカリがその問題の一つです。
おさらい
アルカリ=キューティクルを開かせる役割がある
ブリーチはその中でもアルカリ量が普通のカラー剤よりも非常におおいです。
だから僕は前回お伝えした通りコーミング(くしを通す)をなくして塗ることにこだわりを持ってやっています。
特にブリーチ終わりのオンカラーには特に気を付けています。
これは次回書きますね。
あとはブリーチにも実は強さがあります。
この強さをそれぞれの人の髪質や髪の箇所によって必ず使い分ける必要があります。
大体大きく分けて3ブロックで考えていきます。
1,根本(新しく生えてきた部分)
ここは髪の中でも一番健康で強い毛になります。
ですが頭皮に近く温度も伝わりやすいので抜けやすいので要注意です。
次のオンカラーに支障が出たりします…
2,中間部分
ここが一番上がりが悪かったりこれまでのカラーの履歴で残留が残っていたりと難しい場所になってきます。
しっかり中間部分は抜かないといけないのですが強い薬で行き過ぎるとバサバサの原因になるので要注意。
3,毛先部分
大前提として毛先部分は一番長い生きしている毛になります。
一番長生きしているということは負担が一番かかっているということです。
ブリーチは負担がかかっていると抜けやすかったりします。
なので必要最低限抜きすぎないようにしないとゴムのように伸びてしまうことも…
ブロックで考えられるようになったら次はどういう順番でどういう強さで塗っていくのか?
これが一番大事かもしれません。
薬剤は基本的にはつけたところからどんどん反応が始まってきます。
なのでどこから塗り出すのか?
非常に大切です。
塗り方は基本的にはお客様の髪質や今の髪の状態で完全に一人一人塗り方変わってきます。
どこが反応しやすくてどこが抜けづらいのかをしっかり把握することが綺麗にブリーチを塗れるコツです。
見えないダメージレベルを見極めていかにそのダメージレベルを高い所をそれ以上高くしないで追いついていないとこを追い尽かすのか?
そこを考え切ると次のカラーが非常に楽になります!
ブリーチはもちろん仕上がりのカラーが綺麗であることも重要ですがブリーチ後のベースがしっかり整っているのも非常に重要となっています。
次回もカラーのこだわりを書きますね!